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  • No : 50660
  • 公開日時 : 2019/02/11 22:19
  • 更新日時 : 2019/07/18 16:43
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自由研究をまとめるとき、どれくらい保護者が手を出してよいものですか?

回答

自由研究では、きれいにまとめることよりも、お子さまの視点でまとめる経験そのものがとても大切です。
お子さまは自分の力で自由研究をまとめることで、「論理的思考力」をしっかり身につけることができますし、
その経験や力はお子さまにとって一生の宝物になります。
ですから、おうちのかたはお子さまが迷っていたらヒントを出すという程度にとどめましょう。
 
<具体的にできること>
■まとめる形式(見せ方)のヒントを出す
まとめる方法に悩んでいたら、まとめる形式のヒントを出してあげてもよいかもしれません。
一枚で大きくまとめるなら模造紙、長期間観察を続けるのであれば日記、物語のように見せるなら紙芝居など、
お子さまのテーマに合ったまとめ方のヒントを出してみてください。
 
■まとめる要素のヒントを出す
まとめる方法がわからない場合は、まとめる要素のヒントを出してみましょう。
①題材・テーマ:どんな研究をしたのかがわかるタイトルをつけます。
②研究をするきっかけ:お子さまが研究をしようと思ったきっかけをまとめます。
③予想:研究をする前に考えていた結果を書きます。
④研究の調べ方:どのような方法で研究をしたのかを具体的に書きます。
⑤結果:研究の結果をまとめて書きます。図などを使ってもよいでしょう。
⑥わかったことや自分の気づき・感想:研究を通してわかったことや、思ったことを書きます。
 
■下書きをした段階で、「足りないところ」にヒントを出す
下書きをお子さまに見せてもらったときに、おうちのかたが「いまひとつ…」と感じても、まずはできているところをほめてあげることが大切です。
ほめたあとに足りないところがあれば
「絵で表したら?」「こんなこともやらなかった?」などと声をかけてあげると効果的です。
 
アドバイスをするときはお子さまが自分のテーマ・視点に自信をもてるよう、
「他のお子さまと比べる」のは避けることが大切です。ぜひお子さまのオリジナリティーを楽しんでください。

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