4年生で習う、2桁のわり算では、ひとつの計算でも何度も仮の商をたててやり直し、
そのたびにかけ算・ひき算の計算をしなくてはならず、ミスの確率が高くなります。
わる数の1桁の数を見て、「だいたいこのくらいの数」と商の見当をつける感覚が大切です。
例えばわる数が32など中途半端な数の場合、おおよそ30として答えの見当をつけます。
この「見当をつける」ことに不慣れなため、ニガテ意識をもつケースが多くあります。
3年生の、わる数が1桁のあまりのあるわり算をもう一度やり直して見当をつけられるようにすると、ミスの予防につながります。