低学年のお子さまの音読を聞く際は、以下のポイントに注意しながら聞きましょう。
【1】意味のまとまりごとに読めているか
【2】句読点を意識しているか
【3】大きな声で読めているか
【4】機械的に読んだり、棒読みになっていないか
中学年以降では、読む「ねらい」をお子さまに意識させると、より音読の効果が高まります。「今日はかぎかっこの会話文に気をつけて読む」「主人公の気持ちになって読む」など、悲しい場面ではトーンを落として悲しそうに、楽しいシーンではうきうきはつらつと読むように促してみましょう。棒読みになっている箇所があれば、「そこのところだけもう一回、気持ちを込めて読んでくれる?」と頼んでみましょう。ただし、音読はあくまで楽しくやることが大切ですので、長い文章を何回も読ませたり、厳しい命令口調になったりして、お子さまが音読嫌いにならないよう注意してください。