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  • No : 51573
  • 公開日時 : 2019/03/04 10:00
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叱るとき、ついヒステリックになってしまいます。冷静に叱るには?

回答

「叱る」とは、直してほしい部分を指摘して、よい行動に改めるよう伝えることです。
叱る前に深呼吸をするだけでも声のトーンを落ち着かせられます。きつい言い方をしてしまった場合は、あとでお子さまに謝ればお子さまもわかってくれるはずです。
行動を変えさせたいときは、「自分の頭で考えさせる」ことをしてみましょう。理由なしにただ禁止するのではなく、「やめなかったときに起こる不都合」「次どうすればできるようになるか」を自分で考えて答えを出してもらうことが大切です。「なんでできないの?」と、禁止する言葉やできない理由を追及するのではなく親の気持ちを伝えて、「どうしたらできるようになるか」を一緒に考えてみるのがオススメです。
怒りの感情と一緒に伝わるのは「怒る」こと。「怒る」では、お子さまには「怒られた」という嫌な感情しか伝わらず、本当に伝えたかったことが伝わりにくいため、行動が改まることはありません。
「叱っている」つもりが、いつの間にか「怒っている」になっているのかもしれません。
一度自分を振り返り、「怒る」スイッチが入るポイントを探してみましょう。
「反抗的な返事」「聞き流された」など、スイッチが入る原因があるはずです。
原因がわかれば、その原因を避ける策を練りましょう。
「反抗的な返答が当たり前と意識する」「返答する気になるまで冷静に待つ」など、おうちのかたなりの方法でかまいません。
そして次に叱るときには、その方法を試してみましょう。もし次も「怒る」になってしまったら、また別の方法を考え、試していけばいいのです。
自分を振り返る意識をもつことで、冷静に叱ることができるようにしていきましょう。

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